世間は広いから、見限って相手にしてくれない人もある一方では、親切に手を貸して助けてくれる人もあるもんだという教え。悪い目に遭っても悲観したり、くよくよすることはないという励まし。
(創拓社『文芸作品例解 故事ことわざ活用辞典』より引用)
人間関係で悩んでいたり、部署異動をさせられて悩んでいる人に是非伝えたい言葉ですね。
部署内の人間関係がうまくいかないとか、お客様や上司、同僚との仲がうまくいかないとか、そういうときは「世の中の人間すべてがそうなのでは…」なんて思いがちですが、そこまで悲観することもありませんよ、という格言です。
え~! いやいやいや、悲観するなっていう方が無理でしょー。今うまくできていないことがどこか別の場所、別の人になった途端にうまくやっていけるなんて、そんな保証どこにもないじゃないですか~!
まぁ、それを言ったらおしまいなのですが…。
人と人の関係は相性で決まるといっても過言ではないですからね。
自分と良い相性の人もいれば悪い相性の人もいる。ただそれだけのことですよ。
じゃあ、相性が悪くうまくいかない人がいても、一方では誰か相性の良い人とうまくやっていけるかもしれない…ということですか?
そうです。
だいたい、すべての人に好かれようというのは、土台無理なことじゃないかと私は思うんですよ。
皆に好かれようと頑張るのは悪いことではないですが、それが八方美人に見えてしまうことだってあるでしょうし、全部の人に好かれようと思って、逆に誰の印象にも残らないような人になることだってあるでしょう。
うっ…、確かにそれはありがちかもなぁ…。
相性の良い強い味方がいて、相性の悪い敵がいる。
それが健全な人間関係なんじゃないですかね。
強い味方が多いに越したことはありませんが、相性が悪い人がいたところで、それを悲観することはないと思います。
う~ん、そう言われると確かに…。ビジネスの世界では自分とかかわる人がどんどん変わっていくのだから、一時つらいことが続いても、人が変わればいずれ状況も変わる、ってことですね。そう思えば、なんだか前向きに頑張れそうな気がします!
今回のまとめ!!
相性の悪い人もいれば、良い人もいる。あんまり悲観する必要はありませんよ!
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